利回りの考え方
こんにちは。
今日は利回りについて書きます。
利回りは元本に対し、1年間でどれだけの利益が得られるかで決まります。
株では安定配当である企業であれば、配当利回りはほとんど変わらず期待できます。
安定配当を出している企業というのは、①その業界でベスト3に入っているかと②その業界自体が儲かっているかで決まります。
これは、就職活動でも同じことが言えますが、その業界でベスト3に入っている企業というのは、そのまま業界でベスト3にいることが多いです。
それは日本というのは、普遍的であることが良いと考えるわけでぽっと出の企業にベスト3に入ってほしくはないのでしょう。
銀行や家電、証券など様々ありますが基本は業界内順位は30年ほどほとんど変わっていません。
つまり、ベスト3にいる企業は今後もベスト3にいる可能性が高いのです。
また、その業界が利益が出ているかはもっと重要になります。
家電業界は30年前は就職したい企業の中でも高い位置にいましたが、現在ではどこも業績が悪いです。
今後は銀行業界でさえも悪くなっていくことが予想されます。
しかし、商社や損保、製薬業界などは利益率もよく、順位もほとんど変わっていません。
また、業界自体が国に守られている業界、インフラ産業は今後も利益を出し続けらでしょう。
国が推進する業界は確実も儲かる業界であり、国が株主である業界は利益が出やすいようになっています。
こういう観点から株を考えると短期的にはわかりませんが、長期的には利益が出る可能性が高いでしょう。
最後はその時の相場ですが、いつの株価が安いのかは誰にもわかりません。
金融危機が起こり、信用不安から債権や株価が連鎖的に下がることでバブルは崩壊します。
世界の債務が過去最高になった今、金利が上昇してきましたが、バブルが弾けるのを恐れて、金利を下げる国が出てきました。
これは実はとても恐ろしいことの序章ではないかと思います。
債務が多すぎる中で、金利を上げることで、世の中のバブル期を是正するはずが、調整しないということはここで金利を下げれば、谷がより深くなることは目に見えるからです。
今やることはコツコツとお金を増やして、金融危機が起こった時に、安く買えるだけの現金をもつことですね。