大空室時代に不動産を買ってもいいか。
こんにちは。
今日は、空室リスクについて、書きます。
不動産投資にとって、空室はもっともリスクがあることです。
地震や火災は保険でからカバーできますが、空室は入居努力をしないといけません。
空室リスクは地方では今後どんどん上がりますし、関東近郊でも団塊世代が少なくなる頃には空き家が非常に増えると考えられています。
しかし、結論を言うと大丈夫です。
その理由は、空室リスクは事前にある程度、将来にわたってわかるからです。
もしも、空室リスクが高いエリアであれば、その分安く物件を購入すれば良いということです。
そのエリアの人口動態も自治体が2050年ごろまで予測を出しています。
なので、それを加味して購入する事でリスクは最小化できます。
一番まずいのは、私立大学や工場周辺で、入居者の偏りがある場合です。
現在、私立大などは都心回帰が多いですし、工場も収益悪化で撤退などはよくある事です。
こうしたことは、エリアでの入居状況を一気に激変させてしまいます。
自治体はそこまでは予測に入れていないため、予測の範囲外なのです。
家賃や不動産の相場は需要と供給のバランスで決まるため、一気に空室が多くなることがあれば、大家さんはたちまち経営できなくなります。
なので、買うのであれば工場や私立大などは避けて、より相場より安く仕入れることが大切です。
いいものを確実に増やしていきましょう。