これからの不動産市況。
こんにちは。
今日は今後の不動産市況について書いていきたいと思います。
日本では、東京オリンピックが決まった2013年から、アベノミクスによる低金利政策もあって、不動産価格が急上昇しております。
それでは、今後不動産価格はどうなるのか?についてですが、結論から言うとそれは誰にもわかりません。
オリンピックだけ考えると、過去1992年バロセロナ、1996年アトランタ、2000年シドニー、2004年アテナ、2008年北京、2012年ロンドンと不動産価格は五輪が決まったあと、上昇し開催後も3-4年は上昇を続けています。
リオデジャネイロだけが開催前後で不動産価格が下がった国と言えるかもしれません。
低金利は続いており、区分マンションや一軒家などは新築、中古問わず、価格は上昇もしくは横ばいで推移しています。
一方、不動産投資に関するもの、一棟マンション、アパートは融資の引き締めにより徐々に価格を下げ、利回りが上昇しています。
自宅を買うのであれば、オリンピック後、増税後が良いと言われることがありますが、これは場合によるでしょう。
地方は間違いなく不動産の価格は下がっていきますし、東京に関しても価格の2極化が進んでいくと思います。
駅近物件は資産性を保てますが、これからの高齢化社会では、バス便、郊外物件は資産価値を保てなくなると思われます。
いつの時代も価格は需要と供給で決まります。自宅は多くの人が住みたいと思う地区、場所では価格は保たれます。賃貸用不動産についてもこれは同様です。
しかし、最も重要なことは相場より安く買うということです。賃貸用不動産でも自宅でも安く買えれば、長い目で見て得をする可能性が高いわけです。
また相場より安く買えるなら、価格自体が高い物件でも良いのかというとこれは人によるでしょう。
今は超低金利時代ですし、新築であれば13年も元本の1%が還付されるなど優遇されています。
しかし、収入に見合わない借入はリスクを上昇させます。一般的に自宅であれば年収の5倍、賃貸用不動産なら10倍が目安とされています。
あとは、自己資金をどれだけ持ち、健全に貯蓄できるかにかかってきます。
自宅でも、賃貸用不動産でも考え方は変わらず、自分自身の経済状況を経営する視点で物事を進めることがこれからの令和の時代は問われるのではないでしょうか?
年収の増やし方、貯蓄の作り方を解説していきたいと思います。